英語版クイズをもとにAIで日本語で作成しました。出典は日本語版ウィキペディアにリンクしています。
宇宙開発は、19世紀のSF小説に描かれた砲弾宇宙旅行から始まり、20世紀に入ると液体燃料ロケットの研究、そして米ソの激しい宇宙開発競争へと発展しました。その中心にあったのが、自らの質量を後方に射出して進むロケットという装置です。 このクイズでは、ロケットの先駆者たちと冷戦期の宇宙開発競争、固体燃料と液体燃料の違い、多段式やクラスター方式の仕組み、さらに中国の火箭や日本の龍勢といったロケットの前史まで幅広く出題します。 宇宙や科学技術が好きな人はもちろん、歴史の意外なつながりを知りたい人にもおすすめです。
全30問の答えと解説。クイズで遊ぶ
Q 01教材用のペットボトルロケットは、ペットボトルに何を充填して推力を得る?
水と圧縮空気
アメリカでは古くから児童・生徒の授業に採り入れられ、多くの国で科学教材として広く利用されるようになった。日本では各地の中学校でモデルロケットも総合教育に採り入れられている。
Q 021961年に世界初の有人宇宙飛行を成し遂げた宇宙飛行士は?
ユーリイ・ガガーリン
ボストークロケットで打ち上げられた。宇宙開発競争初期のロケットは、弾道ミサイルから弾頭を外して代わりに人工衛星や宇宙船を取り付けたもので、打ち上げ技術はミサイル技術と等価だった。
Q 031957年11月に打ち上げられたスプートニク2号に乗せられていた動物は?
犬
ソ連の衛星打ち上げの成功はアメリカの安全保障を脅かすと懸念され、スプートニク・ショックと呼ばれた。アメリカは12月に自国の衛星打ち上げを実行したが失敗に終わった。
Q 04アポロ11号が世界初の有人月面着陸に成功した日付は?
1969年7月20日
アポロ計画は巨額の資金が必要で政治家などから多くの反対を受けたが、世論の強い支持を得て推進された。これで宇宙開発競争は頂点を迎え、21世紀に向けて楽観的な未来予測がされた。
Q 051969年にアポロ11号を打ち上げ、人類を初めて月に到達させたロケットは?
サターンV
月着陸船が月から帰還する際に必要としたロケットは、地球からの打ち上げに使われたものに比べて驚くほど小さかった。重力が小さい場所からの発進には多くのエネルギーを必要としない。
Q 061926年に世界初の液体ロケットを打ち上げた「近代ロケットの父」は?
ロバート・ゴダード
近代のロケット、すなわち宇宙に行けるロケットが研究・開発されたのは19世紀後半から20世紀のことで、1920年代から1930年代には各国で民間の宇宙開発グループが形成された。
Q 07液体水素・液体酸素エンジンの排気ガスの正体は?
水蒸気
有毒物質を一切含まないが、このエンジンだけでは離床時の推力が不十分なため固体燃料の補助ロケットを併用する。その排気にはオゾン層や環境に悪影響を及ぼすハロゲン化合物が含まれる。
Q 08中国語でロケットを意味する語は?
火箭
朝鮮語では「ロケットゥ」「ミッサイル」と西側同様に区別される。中国の戦略ミサイル部隊は旧第二砲兵部隊から改称され、ロシア型の命名がされている。
Q 09V2の開発者の多くがアメリカに亡命した作戦の名称は?
ペーパークリップ作戦
同じ混乱期にソ連もV2の技術を接収した。中華人民共和国はソ連からV2改良型R-2の技術供与を受け、さらにアメリカとの取引で弾道ミサイル開発の人材を手に入れた。
Q 10ロケットを使わずに静止軌道まで運ぶ方法として検討されているものは?
軌道エレベータ
ロケットでは最大の貨物が自らを宇宙まで運ぶための推進剤であり、長距離航行では大変な非効率をもたらす。衛星軌道上に基地を設けて部品を組み立て、そこから出発する方法も考案されている。
Q 111903年に液体燃料型多段式ロケットや人工衛星など宇宙開発の基礎技術を提言したロシア人は?
ツィオルコフスキー
19世紀にはSF作家ジュール・ヴェルヌの小説に砲弾宇宙旅行が描かれていたが、実現化を目指した研究としてはこの提言が先駆けで、惑星への殖民まで構想に含まれていた。
Q 12ロケットの推進原理を示す式は何と呼ばれる?
ツィオルコフスキーの公式
ロケットを質点A、噴射するガスを質点Bとみなして作用・反作用の法則を当てはめるか、運動量保存の法則を使えば、真空中でも推進できることが理解できる。
Q 132003年に中国が神舟5号を打ち上げたロケットは?
長征2号F
これによって中国はソ連とアメリカに次いで世界で3番目の有人宇宙飛行に成功した。1960年代から1970年代には日本、欧州、中国も人工衛星の打ち上げに成功し、宇宙開発は5極体制となった。
Q 14NASAが設立されたのは1958年の何月何日?
Q 21ロシア語でロケットとミサイルの両方を表す語は?
ラケータ
日本では無誘導の兵器を「ロケット弾」、誘導装置を持つものをミサイルと区別する。北朝鮮の戦略ミサイル部隊はロシア型の命名で「戦略ロケット軍」と名乗っていた。
Q 221814年のボルティモアの戦いで見たロケットを国歌『星条旗』に歌った弁護士は?
フランシス・スコット・キー
英国艦エレバスからフォートマクヘンリーに向けて発射されたロケットだった。同じ英国のロケットは1815年のワーテルローの戦いでも使用されている。
Q 23中国で発明されたロケットが、モンゴル帝国との戦いで使用されたと記録される年は?
1232年
西暦1000年頃に中国で今のロケット花火の形態が発明され、武器として利用された。その後モンゴル人の手に渡り、各地で実戦に投入されたという。
Q 24アメリカ合衆国で実験された原子力ロケットは?
10月1日
アメリカは同年1月にロケット打ち上げに成功し、国際連合は暫定的に国連宇宙空間平和利用委員会を発足させた。設立は海軍主導だったヴァンガード計画を改める形で行われた。
Q 15ナチスドイツの迎撃戦闘機Me163を参考に日本で試作された局地戦闘機は?
秋水
Me163は推力1,700kgのヴァルターロケット1基で亜音速飛行を実現した。ロケット飛行機は燃費が悪く、航空機の推進力は次第にジェットエンジンへと遷移していった。
Q 16単位重量の推進剤で単位推力を発生させ続けられる秒数を示す指標は?
比推力
固体燃料ロケットはこの値が悪く、いったん点火すると燃料を使い切るまで燃焼を止めるのがほぼ不可能だが、保管が楽で安価に大推力が得られるため軍事用途やブースターに広く使われる。
Q 17長らく実用化されなかったハイブリッド・ロケットエンジンを採用した機体は?
スペースシップワン
ハイブリッドロケットは一般に固体の燃料と液体の酸化剤を用い、固体燃料ロケットの構造の簡易性と液体燃料ロケットの推力調整を両立するが、両方の欠点も併せ持つ。
Q 18真空中でロケットは飛べないと主張してゴダードを批判する記事を載せた新聞は?
『ニューヨーク・タイムズ』
「噴射したガスが後方の空気を押すから進む」という誤解に基づく記事だった。実際にはロケットと噴射ガスの間で作用・反作用が働くため、真空中でも推進できる。
Q 191957年12月にアメリカが打ち上げを実行して失敗した人工衛星は?
ヴァンガード1号
この失敗でスプートニク・ショックが走り、アメリカはヴァンガード計画を改めて同年10月にNASAを設立した。以後、米ソは世界初の成果を上げるために激しく争うことになる。
Q 201923年にロケット推進に関する実証的理論を提言したドイツの人物は?
ヘルマン・オーベルト
ドイツでは1929年に陸軍兵器局がロケット兵器の開発に着手し、協会に所属していたフォン・ブラウンらが中心となって液体燃料ロケット兵器を完成させ、第二次世界大戦ではV2ロケットが実戦で使用された。
NERVA
原子力ロケットは推力重量比が化学ロケットより低いため、宇宙空間に化学ロケットで打ち上げられてから上段として作動する。宇宙条約などの制限もあり実際に運用された例はない。
Q 25セルゲイ・コロリョフが中心となって開発したソ連の世界初の液体ロケットエンジンは?
GIRD-09
コロリョフはソ連の反動推進研究グループに所属していたが、第二次世界大戦期には政治犯として不遇の時期を過ごした。
Q 2619世紀初頭に英国が開発したロケットの、開発の中心人物は?
ウィリアム・コングリーヴ
マイソール戦争で使われたインドの鉄製ロケットに興味を持った英国が改良を加えたものである。初期のものには長い棒がついており、現代のロケット花火に似ていた。
Q 27ソユーズロケットの直系の祖先である旧ソ連のR-7の一段目のエンジン数は?
5基
ノズルは20個ある。クラスター方式は手持ちの信頼性の高いエンジンを流用して推力を増やせる堅実な方法で、ソ連がアメリカに先んじてスプートニクやボストークを打ち上げることを可能にした。
Q 281928年にロケット自動車Opel RAK2が樹立した世界記録は時速何km?
238km
ベルリン郊外のアヴスサーキットでフリッツ・フォン・オペルが運転した。ロケットエンジンの作動時間は限られるため、近年の自動車速度記録は推力が持続するジェットエンジン車が樹立している。
Q 29国連宇宙空間平和利用委員会の初代委員長を務めた日本人は?
松平康東
1959年12月12日には国連総会で「宇宙空間の平和利用に関する国際的な協力」が採択された。この委員会はスプートニク・ショックを受けて国際連合が暫定的に発足させたものである。
Q 30スペースXがドラゴン宇宙船の打ち上げに用いるロケットは?
ファルコン9
ヴァージン・ギャラクティックはスペースシップツーの弾道飛行による民間宇宙旅行を計画しており、宇宙飛行士の輸送も含め、民間企業が自主開発したロケットによる輸送が主流になりつつある。